【天皇賞】ガンコ出来に陰りなし 一気の頂点獲りへ「一発狙いの騎乗を」
「天皇賞(春)・G1」(29日、京都)
連戦続きとは思えぬタフネスぶりだ。芝に戻ってから4戦3勝、日経賞も制したガンコは19日、栗東坂路で単走追い。藤岡佑を背に、気分良さそうに駆け上がると、4F52秒7-38秒1-12秒2の好時計を叩き出した。
鞍上は「1週前なのでしっかり追ってほしいという指示。厳しいローテーションですが、硬さもないですし、疲れている感じもありません。これで来週は状態も上向いてくると思います」と白い歯をこぼす。昨秋から休みなく6戦を消化しているが、出来に陰りは見られない。
「おとなしいし、乗りやすい馬。一発狙いの騎乗をしたいと思っています」と一気の頂点獲りをもくろむ。3連勝で長距離界の新王者誕生なるか。