【競輪】児玉碧衣は同門・小林優香に踏み負け2着 特別レース初V逃す
「ウィナーズカップ・G2」(21日、松山)
最終日9Rで「ガールズケイリンコレクション2018松山ステージ」(F2)が行われ、小林優香(福岡)が優勝し、賞金213万円(副賞込み)を獲得した。同門(藤田剣次門下)で妹弟子の児玉碧衣(22)=福岡・108期・L1=はゴール目前まで先頭だったが、小林に踏み負けて2着。ガールズケイリン特別レース初優勝を逃した。
打鐘4角からカマして先頭に出た児玉は、ハイペースで踏んで、最後の直線まで誰も寄せつけなかった。だが、最終1角過ぎから外を懸命に踏んでいた小林が、ゴール直前で児玉をかわして1着。引き揚げてすぐの児玉は「夢を見ました」と笑い飛ばしたが、ふとした瞬間の表情には悔しさがにじみ出ていた。
「やっぱり私は思い切ったレースをしたときの方が、いい結果につながっていますね。今後も積極的に行きます」。次のガールズケイリン特別レースは、ガールズケイリンコレクション2018平塚ステージ(5月3日・平塚)。小林優香と再戦ではないが、果敢に風を切って夢を実現化させるつもりだ。