今年のWCデーはレコード続出!?日本馬に有利な条件に

 「魁!海外馬券塾」(14日)

 10日にUAEメイダン競馬場で行われたスーパーサタデーでは芝2つ、ダート2つの4競走でコースレコードが更新された。出走馬のレベルが格段に上がるドバイWCデーの勝ち時計が、スーパーサタデーより遅くなるのは、好天の下で行われる限りはまず考えられない。今年のWCデーはレコード続出の開催になる可能性が高くなった。

 芝がパンパンの馬場状態になればなるほど日本馬には有利に働き、欧州馬にとってはその逆になる。4年前にジャスタウェイとジェンティルドンナがいずれもレコードタイムの完勝を飾った、日本競馬のメモリアルデーの再現が期待できる。

 スーパーサタデーのダート戦は4レースとも逃げた馬が勝ち、うち3つは2着馬に5馬身以上の差がついた。勝ち馬はどれも1番人気ではなく、とにかく逃げ馬が圧倒的に有利な馬場だったようだ。この馬場状態が続けば、日本馬の中で最も利を受けるのはゴールデンシャヒーン・G1(ダート1200メートル)に出走するマテラスカイか。ただ、このレースは他にも各国の快速自慢がそろう。

 ダートは芝ほど強気な見通しはできないものの、日本馬全頭、一つでも上の着順を狙いたいところ。(海外競馬コーディネーター・田中敬太)

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