【競輪】ルーキーチャンピオンは南潤が優勝 圧巻の走りで111期生王者に

 「瀬戸の王子杯争奪戦・G3」(11日、玉野)

 9Rで「ルーキーチャンピオンレース」が行われ、南潤(20)=和歌山・111期・S2=が優勝した。

 レースは赤板(残り2周)で門田凌-松本貴治-今野大輔の愛媛トリオが先制。単騎の南は最終4角手前5番手から一気のカマシ。切り替えて迫る松本を振り切った南が、先頭でゴールを駆け抜けた。

 スタンドもどよめく圧勝劇に南は「差されても(最終)バックを取りたかった」と強気に攻め抜いたことを明かした。昨年12月に111期生で一番乗りのS級特昇。すでにF1で優勝も経験している。今後へ向けて「どんな状況でも、最高のパフォーマンスを見せられる選手になりたい」と力強く語った。

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