【競輪】川村晃司が通算400勝を達成 玉野記念2日目優秀をまくり追い込みで制圧
「瀬戸の王子杯争奪戦・G3」(9日、玉野)
2日目12Rに「ももたろう賞」(優秀)が行われ、8番手に置かれた川村晃司(41)=京都・85期・S1=が最終バックからのまくり追い込みで1着。2000年8月のデビューから1525走で通算400勝を飾った。
レースは正攻法の三谷竜生(奈良)が打鐘前に誘導員をかわして先頭へ。打鐘で柴崎淳(三重)が仕掛け、3~4角で出切るが、後ろの岩津裕介(岡山)が離れ、三谷が番手にハマる。
最終2角手前から三谷が番手まくりを放つが、8番手になってしまった川村が外を豪快に踏み上げ、ゴール前で三谷をかわして1着。三谷後位を椎木尾拓哉(和歌山)から奪った和田圭が差して2着に入り、三谷は3着に粘った。
レース後の川村は「(通算400勝は)長い短いというより、迫ってからが長く感じましたね。通過点と思うので、今後も勝ち星を増やしたいです」と語った。川村は3日目(10日)11Rの準決勝に登場。決勝進出(3着まで)を目指す。