【ダイヤモンドS】フェイムゲーム貫禄勝ち 8歳でも元気!同レースV3
「ダイヤモンドS・G3」(17日、東京)
まさに勝ち方を知っているかのような貫禄勝ちだった。直線に向いて外に持ち出すと、先に抜け出したソールインパクトに、一完歩ずつ詰め寄るフェイムゲーム。残り200メートル過ぎでは先頭へ。14、15年に続くV3。危なげなく、実績通りの強さを見せつけた。
ルメールは「強かった」とニッコリ。「8歳だけど、頑張って走るね。直線は反応が早くなかったけど、(残り)200メートルからもう一度伸びた。すごい」と相棒をたたえた。
宗像師も「あと3F(600メートル)くらい距離があっても大丈夫そう」と笑い、「厩舎ではおとなし過ぎるくらいなんですが、ルメールは“周りに馬がいるとファイトする”と言ってくれる」と、スタミナあふれる元気な愛馬の姿に目を細めた。
ドバイ・ゴールドC・UAEG2(3月31日・メイダン、芝3200メートル)に登録はあるが、「馬の様子を見てから」と師。次走は未定だが、今年も長距離路線で目が離せない存在であることは、確かだ。