米が熱視線送るヒヤシンスS 勝ち馬はケンタッキーダービーの出走権獲得

 「魁!海外馬券塾」(14日)

 ヒヤシンスS(日曜東京9R)は、単勝1倍台の圧倒的人気に推された馬が順当に勝つことも多いレースだが、今年の出走予定馬にはそれほど力の抜けた馬は見当たらない混戦模様となっている。

 3歳ダート路線のオープン馬が勢ぞろいすることで以前から注目度の高いレースだったが、昨年から勝ち馬にビッグな特典が与えられるようになった。ケンタッキーダービー・米G1の優先出走権だ。

 ケンタッキーダービーの米国馬の出走枠は、指定されたレースで得られるポイント順によってフルゲートの20頭が決められる。そのうち20番目の枠を一つ減らして、日本馬に与えてくれたというわけだ。

 国際的な注目度を高めたいという主催者の意向で、今年からは欧州馬にも同じように一つの出走枠が与えられている。

 ヒヤシンスS当日の東京競馬場には開催地チャーチルダウンズ競馬場の理事と、米三冠の最終戦ベルモントSの招致役が来場して勝ち馬の陣営にプロモーションを行う予定と聞いている。日本の3歳ダート路線に米国から熱い視線が注がれている。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

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