【ボート】地元で攻める新女王・遠藤エミ 女子史上3人目の男女混合G1Vへ

 「G1・第61回近畿地区選手権競走」(14日開幕、びわこボート)

 近畿No.1を決めるG1・第61回近畿地区選手権が14日から6日間の日程で開催される。滋賀(びわこ)、大阪(住之江)、尼崎(兵庫)、福井(三国)の4支部から猛者が集結。ここではシリーズのV戦線を占うとともに、ハイレベルなG1に挑む遠藤エミ(滋賀)にスポットを当てた。

 4年に一度、地元に回って来る近畿地区選。遠藤は15年2月に行われた前回のびわこ大会は出場できず涙をのんだ。しかし今回はそのうっぷんを晴らすべく、賞金女王の称号を引っさげて参戦する。「近畿は厳しいと言われるが、そんなことを思ってレースをしたことはない。いつも通りのことをしてきちんとレースをするだけ。そうすれば結果も付いて来るはず」と男子の強豪が相手でも強気に攻めるつもりだ。

 昨年はプレミアムG1、G2を含めて優勝5回の活躍。SGにも6節出場したが「去年は年始めにケガもあったし、調整面でもうまくいかないことが多かった」と納得はしていないが、間違いなく女子の主役を担った一年だった。「まだまだ勉強しなければいけないことが多いが、いっぱい失敗をしたことで、身についたことも多い。その失敗を生かせなければ意味がない。そう言う意味では、欲しかったタイトルも取れたし成長できたのかも知れない」と振り返る。

 「今年はSGでも、もっと活躍したいし、獲れるタイトルは全部獲りたい」と話す彼女にとって、男子と戦う近畿地区選でも参加するだけで満足はしていない。「去年は中谷さんと二人だったが、今年は女子の人数も多いし心強い。もちろん地元なので優出はしたい」。山川美由紀、平山智加(ともに香川)に次ぐ史上3人目の男女混合G1制覇を目指す新女王の走りに注目だ。

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