【競輪】菅田壱道が2回目のG3制覇 人気の平原康多は5着

 「東日本発祥倉茂記念杯・G3」(21日、大宮)

 菅田壱道(31)=宮城・91期・S1=が、吉沢純平の仕掛けに乗って、最終バックからまくりを放ち1着。2009年6月久留米以来、2回目のG3制覇を達成した。2着は村上博幸、3着は稲垣裕之が入った。2年連続7回目の大宮記念制覇を狙った平原康多は吉沢との連結を外してしまい、5着に敗れた。

 久しぶりに味わう勝利の美酒だった。菅田は道中8番手になっても慌てることなく、まくる吉沢の後位に切り替えると、最終バックからまくりを放ち、一気に加速して先頭へ。古性後位から番手まくりで迫る稲垣-村上の京都勢を振り切った。

 2009年6月久留米以来となる2回目の記念優勝を達成。「考えるより体が先に動いた」と振り返りながら「1回目の記念優勝から9年は長かった。大きなケガもあり、腐った時期もあったけど、家族のおかげでもう一度頑張ろうと思った」と周囲の支えに感謝した。

 9日に長女が産まれたばかりで今回優勝。長男が誕生した直後の15年9月の前橋F1でも優勝した。「3人目はG1の前にかな」と終始笑顔だった。

 次の目標は全日本選抜・G1(2月9~12日・四日市)で、2016年8月オールスター(松戸)以来となる決勝進出を目指す。「記念優勝がまぐれと言われないように頑張る」と気持ちを引き締めていた。

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