【AJCC】ダンビュライト 根性で食い下がった 音無師「予定通り」
「AJCC・G2」(21日、中山)
霧に煙る悪条件でも活気の良さは伝わった。ダンビュライトの最終リハは17日、栗東坂路でサンライズノヴァ(4歳オープン)と併せ馬。序盤から競り合うように加速すると、ゴーサインに反応し、鼻面を合わせて鋭く伸びる。4F51秒3-38秒1-13秒0の好時計で、攻め駆けする僚馬に最後まで食い下がった。
音無師は「2頭とも甲乙つけがたい追い切り。最後の13秒0がどうかだが、しっかりやりたかったし、予定通り」と納得の表情だ。昨年は牡馬三冠戦で皆勤を果たし、前走は自己条件戦を勝って再びオープンに返り咲いた。
「G1馬も同世代の重賞ホースもいる。今回は挑戦者。ただ、大阪杯に出したいし、賞金は加算したいな」と師。先週日曜に自己最多の一日6勝で重賞Vを果たした好調のM・デムーロに導かれ、初タイトルをつかむか。