クイーンズリング 有馬記念で引退、繁殖へ

 昨年のエリザベス女王杯を制したクイーンズリング(牝5歳、栗東・吉村)が、有馬記念(24日・中山、芝2500メートル)を最後に現役を引退。繁殖入りすることが決まった。21日、吉村師が明かした。レース後は中山競馬場から宮城県の山元トレセン経由で北海道へ旅立つ予定。

 グランプリまであと3日。吉村師は「きのうオーナーサイドと話して、有馬記念を最後に引退することになりました。初重賞、初G1を勝ってくれて、開業したての厩舎を支えてくれた馬。感謝の気持ちで一杯です。有馬記念はまずは無事に。その上で、いい走りを見せてくれれば」とラストランへの思いを語った。

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