【ボート】GP&QCカウントダウンコラム4

 「グランプリ・SG」(19日開幕、住之江)

 ◆男子12位・深川真二

 自らのスタイルは貫き通す。グランプリ初出場の深川が年末の大一番でもコース取りでスタンドを沸かせる。SG初制覇を達成し、グランプリ進出を決定づけた10月の平和島ダービー。6号艇で臨んだ優勝戦で2コースを奪取。鮮やかな差しハンドルでVゴールを駆け抜けた。「僕の仕事場は内側のコースですからね。実力を発揮できるコースを取れたのが一番だと思います」と信念に揺るぎはない。

 グランプリでも戦法に変わりはない。仮に枠番抽選で外枠を引いても「その方がいい。誰が1号艇でも進入は行きますよ」ときっぱり。初の大舞台で風雲急を巻き起こす。

 「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(28日開幕、大村)

 ◆女子12位・田口 節子

 田口が第1回大会以来となるこの舞台に帰ってきた。目立った活躍はなかったものの、10優出3Vと1年を通じて確実に賞金を積み重ねてきた。「今年は娘との時間を優先して来たので、出場できるとは思ってなかった」と母とレーサーを両立しながら、ベスト12入りへこぎつけた。

 もうひとつうれしいことがある。それは弟子の樋口由加里との出場だ。「一緒に出場できるのは素直にうれしい」と笑みを浮かべる。「大村では今年も優勝できたし、相性はいいと思っている」と自信をのぞかせる。直前でF2になったのは痛いが、久々の大舞台でティアラ奪取へ全力を尽くす。

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