【南関東競馬】マイネルバサラ6馬身差の圧勝!松山師重賞初Vに笑顔
「浦和記念・Jpn2」(23日、浦和)
5番人気のマイネルバサラが3角先頭のロングスパートで6馬身差の圧勝。うれしい重賞初制覇を決めた。2着は2番人気のヒガシウィルウィン。1番人気のオールブラッシュは3着に敗れた。なお、2着のヒガシウィルウィンは東京大賞典(12月29日・大井)の優先出走権を獲得した。
JRAで準オープンを勝ったばかりのマイネルバサラが、果敢な積極策で圧巻の6馬身差で重賞初制覇を決めた。
タマモホルンが逃げ、ヒガシウィルウィン、バルダッサーレが続き、マイネルバサラは4番手から追走。2周目の向正面で、ヒガシウィルウィンが仕掛けようとしたタイミングで一気にスパートした。3角手前で先頭に立つと、そのまま後続とのリードをグングンと広げてゴールを駆け抜けた。
「相手が強いのでどれだけやれるかと思っていたが、スタートが良くていい位置が取れた。この馬の持ち味の長くいい脚を使う競馬ができた」と柴田大は会心の笑みでレースを振り返る。管理する松山師は08年の開業以来、JRA・地方を通じて重賞初勝利。「開業10年で重賞を勝ちたかったので、達成できてうれしい」と喜びをかみしめた。今後については「賞金面で出走できるか分かりませんが、東京大賞典に登録します」と大舞台への挑戦を視野に入れていた。