【JC】キタサンブラック陣営も驚き 秋盾の激闘から中3週も動き軽快

 「ジャパンC・G1」(26日、東京)

 天皇賞・秋でG1・6勝目を飾ったキタサンブラックが、ジェンティルドンナ(12&13年)以来、史上2頭目となる連覇に挑む。不良馬場の激闘から、中3週で臨む大一番。辻田厩務員は「カイ食いも変わりないし、落ち着きがあります。体が強いと言いますか、本当に驚かされてばかりです」と目を丸くする。

 15日に栗東CWで6F81秒1と軽快な動きを披露し、前走後の初時計。過去に5度、同じ中3週の臨戦過程はあるが、全て2週前の週末から時計を出し始めていた。今回は反動を考慮し、調整役の黒岩やスタッフと協議して1週前から追い切りを再開。清水久師は「競馬の疲れはありましたが、どこも痛めていない。軽めですが、すぐ乗りだせていますよ。すごい馬。頭が下がります」と感心する。

 今年のダービー馬レイデオロに加え、4頭の外国馬など、国内外の強豪との対戦を前にしても、師は「強いと思いますが、相手は関係ないです。衰えも感じないし、いい状態でレースに向かうだけですね」と動じることなく、日々の調整に集中している。勝てば、史上最多タイのJRA・G1・7勝目。引退まであと2戦。日本を代表する名馬は、さらなる高みを目指していく。

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