【ボート】下関チャレンジカップカウントダウンコラム3
「チャレンジカップ・SG」(21日開幕、下関)
地元の熱い声援を受ける白井英治が主役を張る。今年は10月のG1・下関周年など5回優勝。SGでは若松メモリアル、平和島ダービーと2節連続優出中。17日現在、賞金ランク3位につけている。夏場から抜群の安定感を誇っているが、最大の要因は減量とのこと。「体重を落としてから、ずっと成績がいい。もう怖くて体重を増やすことができない」と思わず苦笑いを浮かべる。夏前までは53キロ前後で走っていたが、ここ数カ月は51キロを維持。エンジンの仕上がりで、行き足と出足に差が出てきているのは間違いない。
下関ではG18回を含む優出32回で、G1・2勝を含むV14。当地勝率は出場選手の中では2位となる7・74。出走回数は寺田祥に次いで2番目に多く、地元の利があるのは明白だ。「(1号艇で負けた)14年グランプリの悔しさがあるので、年末に向けて一走一走全力を出して行くだけ」。得意の地元SGで、年末へ向けてさらにリズムを上げていく構えだ。