「新馬戦」(18日、東京)
土曜東京6R(芝1600メートル)でデビューを果たすエルディアマンテ(牝、父キングカメハメハ)は、母が重賞3勝馬のディアデラノビア。きょうだいにも素質馬がズラリと並ぶ、安定感満点の母系が魅力だ。
9月上旬にゲート試験に合格し、放牧を挟んでから秋の東京を目指して調教を重ねてきた。「軽い走りでやる気に満ちているね。最終追いに騎乗したルメールも喜んでいた」と国枝師。やや晩成傾向の強い血統だが、現時点での能力を発揮できる態勢は整った。希望がぎっしりと詰まった420キロの小柄な馬体。初戦で能力の片りんを見せたい。