【競輪】熊本競輪再開へ 規模を縮小し20年10月見込み

 昨年4月の熊本地震で大被害を受け、本場でのレースを休止している熊本競輪場の在り方を協議する熊本競輪事業検討会が8日、熊本市役所で開かれ、最終の報告書に「熊本地震からの復興財源に寄与するためにも、同競輪場を存続させて早期再開を目指すのが望ましい」という案をまとめた。再開は2020年10月の見込み。

 熊本競輪場は黒字を維持しているものの、車券売り上げや入場者が減少しており、地震後は包括外部監査で廃止も含めた検討を求められていた。検討会は将来の収支推計や事業再開に必要となる経費、地域経済への影響などを踏まえ、必要最低限の施設のみを復旧する「縮小再開」が妥当と判断。バンクは現状の1周500メートルを維持する。

 一方で市の一般財源への繰り出しが2年連続で2億円を下回った場合、廃止を視野に再び検討会で協議することも盛り込んだ。

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