【ボート】王者・松井繁が55回目のG1制覇

 「赤城雷神杯・G1」(19日、桐生)

 4号艇の松井繁(47)=大阪・64期・A1=が、4コースのカドから鋭く差して優勝。55回目のG1制覇を決めた。2着は5号艇の秋山直之、3着には2号艇の山崎郡が入り、3連単は3万8940円の波乱となった。

 松井が王者の貫禄を見せつけた。進入は枠なりの3対3。3コースからトップSを決めてまくった丸岡の内を鋭く差し込んだ。「2番手が地元の秋山君だったので、抜かれないように最後まで必死だった」と納得の表情でレースを振り返った。優勝戦までは7走して1着がなかったが、最後の最後に優勝をもぎ取るあたりはさすがだ。

 これでG1制覇はなんと55回目。桐生でのG1は初優勝となり、G1優勝は全24場中で22場目となる。「記念の全場制覇はぜひ成し遂げたい」と意欲満々。残りは江戸川と徳山となった。そして、賞金ランクは15位から11位へ上昇。グランプリ出場へ当確ランプを点灯させたが「まだ足らない」とニヤリ。次節のSG・ボートレースダービー(24~29日・平和島)でも存在感のあるパフォーマンスでファンを魅了する。

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