【ボート】当地勝率8・16峰が主役 桐生G1「赤城雷神杯」14日開幕

 「赤城雷神杯・G1」(14日開幕、桐生)

 ボートレース桐生の「開設61周年記念 G1・赤城雷神杯」が14日に開幕。19日までの6日間の日程で開催される。優勝争いの主役は峰竜太。7月オーシャンカップで悲願のSG初制覇を達成、得意の桐生で躍動する。地元勢の山崎智也、毒島誠、江口晃生も意地を見せる。さらに桐生順平、松井繁、田村隆信、原田幸哉らもVを狙って勇躍参戦する。また、女子賞金ランキング2、3、4位(8日現在)の長嶋万記、遠藤エミ、松本晶恵がそろって出場。日本最北端のボートレース場で激しいバトルを繰り広げる。

 優勝争いの主役は峰竜太が張る。7月まるがめのオーシャンカップで悲願のSG初制覇を達成。さらにターンに磨きがかかった印象だ。桐生も得意にしている水面。12年のメモリアルとG12回を含む優出7回でV3。出走回数が少ないとはいえ、出場選手中トップとなる当地勝率8・16をマークしている。持ち前のスピードターンでシリーズを盛り上げてくれそうだ。

 迎え撃つ地元勢のエースはやはり山崎智也。今年はここまで優出4回でV1。SGでも優出が一度もない。8日時点での賞金ランキングは30位で、年末のグランプリ出場が厳しくなってきた。桐生ではSG1回、G1・9回を含むV25と実績は断然。地元で復調のきっかけをつかみたい。

 毒島誠も桐生では15年の周年記念を含むV10。夏場から調子が上がってきており、予選からガンガン飛ばしていくのは間違いない。江口晃生は2月桐生の関東地区選でV。ベテラン健在で進入から目が離せない存在になる。

 桐生順平にも注目だ。今年は3月児島のクラシックなどV3。賞金ランク3位と好位置をキープ。当地勝率は出場選手中5位と好成績を残しているように水面相性はいい。松井繁は当地勝率8・04で出場選手中3位。桐生のSGで3回優出している点は見逃せない。田村隆信は今年、8月若松のメモリアルを含む9回優出し、2月鳴門の四国地区選で優勝。原田幸哉は1月下関の周年、4月大村のダイヤモンドカップとG1を2勝。桐生ではSG、G1で優出実績がある。

 さらに上昇ムードの平本真之、桐生SGで2回優出している辻栄蔵、桐生G1で優勝経験のある秋山直之、斉藤仁、篠崎仁志とV候補は多士済々。優勝争いはハイレベルの戦いになりそうだ。

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