【競輪】寛仁親王牌は渡辺一成が優勝 番手から抜け出してG1連覇

優勝した渡辺一成(中央)。左は2着の新田祐大、右は3着の成田和也=前橋競輪場
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 「寛仁親王牌・G1」(9日、前橋)

 最終日12Rで決勝戦が行われ、渡辺一成(34)=福島・88期・SS=が番手から抜け出して優勝。8月のオールスター(いわき平)から連続でG1制覇を飾り、優勝賞金2890万円(副賞込み)を獲得した。最終ホームからまくった新田祐大(福島)は、G1決勝戦で連続の2着。渡辺を追った成田和也(福島)が3着に入り、福島トリオで表彰台を独占。2車単で1番人気の吉田敏洋(愛知)-金子貴志(愛知)は7、5着。前を任せた深谷知広(愛知)が不発で共倒れだった。

 ヒーローの渡辺は「新田君のおかげです。安心してつけられたし、成田さんが3番手で(新田を)抜くことに集中できました」と福島ラインの絆を強調。「ワールドカップに参戦するので、今年は競輪祭(11月23~26日・小倉)とグランプリ(12月30日・平塚)だけですね」と本業の競輪は今年あと2場所だけ。だが「連日、ナショナルチームの選手がいい動きを見せていた。自分もダイナミックな動き、スピードある走りを(今後も)見せたいです」と今後の活躍を誓った。

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