「寛仁親王牌・Ｇ１」（９日、前橋）

　Ｇ１開催中の前橋競輪で９日、お笑い芸人の永野（４３）が来場。５、８Ｒ発売中に場内ステージでお笑いライブを行った。

　ステージ前には若い男女たちを中心に家族連れが多く集まった。ＭＣからは「写真、動画撮影は固く禁じます」と告げられ、観客はスマホをポケットやカバンにしまい込んだが、ステージに登場した永野からは「写真をバンバン撮っていいよ」とまさかの撮影許可。サービス精神旺盛な永野は、ネタの前に観客の子どもを抱いて写真を撮らせていた。

　ラッセンのネタに入ったときは「競輪が好き～」とアレンジ。熱がかなり入ったようで、時間をオーバーするほど夢中にくまさんネタ、山下達郎のネタなどを展開した。

　ライブ後、デイリースポーツの取材に応じた永野は「競輪場っていいですね。レースに集中している人ばかりかと思ったら、ステージを楽しんだり、いろんなブースを巡ったり、食事を楽しんだりって、全体的に盛り上がってますね。ドームはすごくきれいですし」と前橋競輪に感動していた。

　最近、イラッとしたことを尋ねると、永野はいつも以上に冗舌に。「きょうは来てないんですけど、２６歳くらいのマネジャーがムカつくんですよ。ボクが仕事のことをアツく語ると、少し間を空けてから『なるほど』とか言ったり、できる男感を出そうと、どんな用件も『案件』って言ったり、すぐにパソコンを取り出して仕事してるアピールをするんですよ」と若手マネジャーをターゲットにボヤきまくる。

　続けて「楽屋で『自分の写真を撮ってください』って頼むんですよ。何に使うのか尋ねたら『出会い系の登録に』って。ふざけんなよと思いますよね。本番中にスマホを見てると思ったら、ずっと出会い系サイトを見てますし」と止まらない。「飛行機が遅れたとき、２人でアイスクリームを注文したら『１口、交換しません』って女子みたいなことまで言うんです。もし、マネジャーをクビになっても、フェイスブックで『永野の元マネジャーです』とか言いそうですしね。とにかくポジティブなんで、ある意味すごいヤツです」と控室で大いにグチった。