【競輪】ボートレーサー2人が前橋G1に来場 島倉都「演歌歌手に間違えられます」
「寛仁親王牌・G1」(6日、前橋)
G1開催中の前橋競輪に6日、ボートレーサーの金児隆太(30)=群馬・117期・B1、島倉都(20)=群馬・120期・B2=が来場。場内ステージでトークショーに出演した。
ステージにMC(だいまじん)が登場すると、呼び込む前にボートレーサーの2人も一緒に登場。いきなり競輪ファンの笑わせた。
金児はモトクロスのバイクにロードタイヤをつけてオン、オフロードを疾走する「モタード」からボートレーサーに転身。「14歳から12年間、モタードをやってましたが、知り合いに『小柄だからボートレーサーになりなよ』と勧められました」とのこと。
島倉は「高校でカヌーをやってました。水上の感覚があるから有利かなと思って」とボート界へ。「まだ思ったように乗りこなせなくて…。先輩方を見ても、まだ(自分は)全然足りないですね」とデビュー半年で水神祭(初1着)を挙げられていない。
2人とも競輪場は初めて。金児は「車券で、きょうの(晩)ごはんが変わりますからね。焼肉になるか、そばになるか」、島倉は「公営競技(の投票券)を買ったことがないんです。今回、挑戦してみようかな」と2人とも車券購入に意欲を見せていた。
最後に「演歌歌手みたいな名前ですね?」と問われた島倉は「よく間違えられます」と苦笑。その横で金児は「みんなから『千代子』と呼ばれてますから」と島倉千代子にあやかってニックネームが命名されたことを笑顔で明かした。