【POG】グランドピルエット 圧巻の動き 早くも女王の風格漂う

 「新馬戦」(23日、中山)

 新種牡馬リーディングトップ(10勝=18日終了時点)を走るロードカナロアからまた一頭、将来有望な素質馬が初陣を迎える。土曜中山5R(芝1600メートル)に参戦するグランドピルエット(牝、美浦・田村)は「無事なら暮れの阪神(JF)に行けるのでは」と、高木助手が期待を寄せる逸材だ。

 13日の1週前追い切りは美浦Wで5F65秒3-37秒9-12秒4の好時計。しかも、17日のオープン特別・ラジオ日本賞を勝ったセンチュリオン(5歳オープン)を4馬身ちぎり捨てた。同助手は「並の2歳馬では出せないような時計。まだ体質の弱い面があってビッシリ仕上げている感じではないが、先々も含めて本当に楽しみ」と絶賛した。

 15年・2歳女王メジャーエンブレムの背中を知る仕上げ人は証言する。「メジャーは追い切りの2、3本目で『何これ!?普通とは違う!』という動きをしていた。この馬で先月の31日に坂路を上った時(4F53秒1)、それに近い感覚を抱いたよ」。いずれは厩舎の看板馬へ-。母ザレマは09年京成杯AH覇者。母が好走した中山芝マイルの舞台で、輝かしい一歩を踏み出す。

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