【コリアスプリント】武豊、韓国初騎乗で会心V グレイスフルリープ追撃振り切る

 「コリアスプリント・韓国G1」(10日、ソウル)

 15頭立てで行われたダート1200メートルの一戦を、武豊騎乗のグレイスフルリープ(牡7歳、栗東・橋口)が制した。外めの2番手を楽な手応えで追走し、残り300メートルで先頭へ。右ステッキに応えて加速すると、最後は昨年の韓国三冠馬パワーブレードの追撃を振り切った。

 第1回の昨年はグレープブランデーが3着、ミリオンヴォルツが5着と日本馬2頭が敗れた韓国G1を力強く奪取。韓国初騎乗がG1制覇となった武豊は勝利インタビューでは「カムサハムニダ(ありがとう)」と韓国語であいさつし、「プラン通りの競馬ができましたし、馬がよく頑張ってくれました。盛り上がりを肌で感じましたし、大好きな韓国で勝ててうれしい」と笑顔。橋口師も「スムーズに競馬できたのが一番。海外で大きなレースに勝ててうれしい」と開業2年目での海外勝利を喜んだ。

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