【POG】ウオッカの息子タニノフランケルは2着 M・デムーロ「いい馬になる」
「新馬戦」(12日、新潟)
父母合わせてG1を17勝。名牝ウオッカの4番目の子で、14戦無敗の怪物フランケルを父に持つタニノフランケル(牡、栗東・角居厩舎)が、新潟5R(芝1800メートル)でデビュー。単勝2・1倍の1番人気に支持されたが、勝ち馬サクステッド(7番人気)から1馬身3/4差の2着に終わった。
序盤は逃げる形から控えて3番手のイン。直線では鞍上のアクションに応えて、馬場の内めからしぶとく脚を伸ばしたものの、早めに抜け出した勝ち馬との差を最後まで詰め切れなかった。
ミルコ・デムーロ騎手は「すごく真面目でいい馬。一生懸命頑張ったけど、勝った馬が止まらなかった。まだ子どもで緩いけど、いい馬になる。負けたのは残念だけど、次が楽しみ」と超良血馬の今後に期待を寄せた。