【競輪】脇本雄太が3回目の地元・福井G3制覇
「不死鳥杯・G3」(25日、福井)
最終日の12Rで決勝戦が争われ、近畿ラインが2段駆けを敢行し、脇本雄太(28)=福井・94期・S1=が番手まくりで優勝した。2着に稲川翔、3着には村上義弘が続いて1番人気での決着となった。
レースは野原-脇本-稲川-村上で並んだ近畿勢が前受け。青板バックで北津留-岩津-橋本が上昇を始めるが、近畿勢が主導権を譲らずに先行。脇本は最終バックから番手まくりを放ち、1着でゴールを駆け抜けた。
脇本にとって、地元では3回目、通算では5回目のG3制覇。「野原君が全て突っ張る作戦だった。後輪に集中して付いた。これがラインの力なんだな」と連係した近畿の3人に感謝した。