【ボート】守田リベンジVへ虎視眈々 びわこのエースの名にかけて…

 「びわこ大賞・G1」(25日開幕、びわこ)

 びわこのエース・守田俊介(41)=滋賀・74期・A1=が“リベンジ”へ燃えている。今年はびわこで3優出。それもすべて1号艇だったが、いずれも敗退。特に3、5月に行われたG2・秩父宮妃記念杯では、ともに1M先マイで先頭を走っていたが、道中でミスを突かれて逆転を許す悔しい形で優勝を逃している。「ミスはあるが、そこまでエンジンをうまく仕上げられたし、しっかりといい形で優勝戦に駒を進めることもできた。内容的には納得しているし評価もできる」と前を向く。

 今年はここまで優勝2回。守田の実績を考えると物足りなさは残るが「リズム的には悪くなくてまずまずだと思う。毎年SGは狙っているし、グランプリにもチャンスがあればと思っているが、エンジン次第だからね。それを考えればやれている」と焦りはない。

 リズムは悪くないだけに、今大会への期待も高まってくる。「確かに他のレース場よりは頑張らなアカンと思うし、成績も残そうと思っている。秩父宮(妃記念杯)でも予選を最高の形(1位)で突破したけど最後はフタを開けて見ないと分からない。前2節が良かったからと言って、今回もいいかと言っても何度も言うが引くエンジン次第だからね」とあくまで自然体だ。

 それでも「びわこに関してはSの見え方は他の場よりも分かる。それは自分の武器でもある。走り方や調整は他場と違わないけど、気持ち的には回数も走っているし地元意識もある」と勝手知った水面だけに思う気持ちは強く、守田なりの意気込みは十分に伝わって来る。

 守田が優勝してこそびわこ周年は盛り上がる。「たくさん応援してくれているが、優勝できていないので、どこかで恩返ししないといけないと思っている。地元のG1で優勝できれば最高だね。みんなも喜んでくれるし。でも勝ちたいって言って勝てる物ではないから。いつも通りのスタイルで行くよ」。最終日、最終レースまで今回も自分の仕事に集中すれば結果は必ずついてくるはずだ。

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