【栗東通信】小崎師が通算200勝まであと1勝

節目の200勝にあと1と迫った小崎憲師=栗東トレセン(撮影・石湯恒介)
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 今週こそ-。調教師としてJRA通算200勝まで、あと1勝に迫っている小崎憲調教師。5月14日の京都8Rで勝利を挙げてから約2カ月、あと1勝がなかなか遠い。その期間で2着3回、3着4回と、惜敗が続いた。

 メモリアル達成間近の木曜朝、師に今の心境を尋ねてみた。すると意外にも、師は「節目だけどね。こだわってはいないよ」と笑みを浮かべる。過度に意識はしていない様子だった。

 厩舎としての初出走は07年の3月10日。その翌日に初勝利を挙げ、同年5月にはエイシンドーバーのレコードVで京王杯SCを制し、重賞初制覇を決めた。「100勝までは順調に来ることができたけどね。(200勝は)本来はもっと早くに達成しないといけないんだけど」と白い歯を見せながら振り返った。

 今週で夏の中京開催も最終週を迎える。「勝てるときは勝てるから」と師は“勝負は時の運”と言わんばかりに自然体。そんな今週は管理馬を多数送り込む。初出走の舞台、そしてトレーナーの地元、中京の地でのメモリアル達成を心待ちにしたい。(デイリースポーツ・向 亮祐)

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