【ボート】鳴門グラチャンカウントダウンコラム5

 「グランドチャンピオン・SG」(20日開幕、鳴門)

 山崎智也が偉業に挑む。グラチャンは2年連続で優勝する例が多く、これまでに湯川浩司(07、08年)、太田和美(12、13年)が達成している。山崎も15、16年と連覇中。これまで3年連続の同一SG制覇の例はなく、今回は前人未踏の記録に挑む。

 抜群の勝負強さで知られるが、今年は意外にも優勝は3月蒲郡での一般戦の1回のみ。優出もわずか2回にとどまっている。SG戦線でも3月クラシックは準優5着、5月オールスターでは準優3着に終わっている。なかなかリズムに乗り切れない状況が続き、前節の住之江周年でもまさかの予選落ちを喫してしまった。

 ただ、今回のグラチャンには3連覇以上にモチベーションが上がる理由がある。舞台となる鳴門は引退した奏恵夫人のホームプールなのだ。山崎自身も「地元のつもりで」と意識している。グラチャンでは8回の優出回数も群を抜く。これまでの悪循環を断ち切って、新たに歴史に名を刻む。

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