【オークス】ホウオウパフューム究極仕上げ「中団ためて直線外からズドン」

 「オークス・G1」(21日、東京)

 確定した出馬表をじっくりと見ながら、新パートナーはイメージを膨らませる。「4枠8番はいい。ケイコの感じでは反応が良くなっているから、ゲートは出るかも。中団でためて直線は外からズドン。これだね」。ホウオウパフュームとのコンビで挑む松岡は19日朝、美浦のスタンドで白い歯をのぞかせた。

 前々から興味を示していた素質馬だ。「寒竹賞(2走前)を勝った時に、“オークスはこの馬かな”と思ったくらい。それが自分に回ってきた」。主戦の田辺がハローユニコーンに騎乗することが決まり、白羽の矢が立った。2週連続で追い切りに騎乗する熱の入れよう。直前のトーンを含め、何やら大仕事の予感が漂う。

 この日はゲートを確認後、美浦Wをキャンターで周回。奥村武師は「全身を使ったダイナミックなフォーム。厳しい調教によく耐えた。結果で応えたいですね」と究極の仕上げを強調した。1番人気で8着に敗れたフローラSからのリベンジへ-。反撃の態勢は整っている。

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