【ボート】桐本康臣が1年半ぶりV

 「マクール杯」(15日・児島ボート)

 12R優勝戦は予選4位から1号艇を手にした桐本康臣(37)=三重・85期・A1=が逃げ切り、15年12月津以来、通算25回目の優勝を飾った。

 進入は3対3の枠なり。伸び強力な4コースの松尾昂明がコンマ10のトップSを決めて襲いかかってきたが、インの桐本はコンマ13のSから松尾のまくりを差しを封じ込めて1Mを先マイ、そのまま押し切った。児島初Vを決めた桐本は「風が向かいだったのでSは安心して行けると思った。まくられたら仕方ないとリラックスしていった」と最後まで冷静だった。

 桐本の新勝率は5・87で新級別(7月から適用)ではA2。4月以降リズムを崩していたが、22日から27日の児島に追加参戦すると、初日に白星を飾り、リズムを修正。準優3着で前期を戦い終えていた。

 5月からの今期は津で優出4着、続く今回の児島では優勝と快調な滑り出しとなった。「4月に児島を走って自信を取り戻した。4月にここを走っていたからこそ、今回優勝できた」としみじみ。負けたままで終わらず、攻めの姿勢で臨んだ期末の児島が転機になった。桐本は15年に11月常滑、宮島、12月津と立て続けに優勝している。波に乗ると突っ走る桐本の今後に注目だ。

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