フローラデマリポサに注目 ここにも怪物フランケルの娘

 無敗で2歳女王に輝いたソウルスターリング、果敢に牡馬相手の朝日杯FS(4着)へ挑戦したミスエルテ。桜花賞では両馬ともVを逃したとはいえ、フランケル産駒への注目度がファンのなかで増したのは間違いない。23日、東京4R(芝1400メートル)でデビューを果たすフローラデマリポサ(牝3歳、美浦・堀)もまた、女傑候補として名乗りを挙げるであろう一頭だ。

 豪州産で8月17日の遅生まれ。牝馬ながら480キロを超える好馬体に、まるで古馬のような落ち着いた態度。1カ月に渡って入念な併せ馬を消化し、しっかりと出走態勢を整えてきた。「とても扱いやすいですね。カイバ食いが良く、カリカリした面もない。馬っぷりも立派。初戦から好勝負」と森助手は、既走馬相手にも揺るぎない自信を見せる。

 将来的には、現3歳牝馬の勢力図を塗り替える可能性すら感じさせる逸材。その走りを見逃してはならない。(デイリースポーツ・豊島俊介)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス