【ボート】「北陸艇王決戦」へ“浪速の刺客”松井&石野

 「北陸艇王決戦・G1」(18日開幕、三国)

 今年も三国に全国から強豪レーサーが集結した。今節は新エンジン、新ボートの3節目で、エンジン相場が定まらないだけに、波乱含みの展開が予想される。

 地元勢は今垣を筆頭に、SG覇者の石田、中島、G1タイトルホルダーの萩原、松田と手腕確かなメンバーが参戦。強力な遠征陣を迎え撃つ。今垣は地元周年で過去3回優勝。当地で2月に開催されたG1・近畿地区選でも貫禄のVを果たした。松田と中島は3月の当地前走で、初下ろしの新エンジンを出走済み。今節は、そのアドバンテージを最大限に生かした戦いになる。

 最大の強敵は王者・松井、昨年グランプリ準Vの石野ら大阪勢だ。松井は98年、石野は15年に当地開催のSG・オーシャンカップを制覇している。さらに成長著しい木下、山崎郡の若手コンビにも期待が集まる。

 3月のクラシック(児島)で自身2回目のSG制覇を成し遂げた桐生も有力なV候補。艇界屈指の鋭いターンで、6回目のG1タイトルを狙う。気迫満点の攻撃力を見せる井口も侮れない存在。2、3月はG1・東海地区選(津)、G2・MB大賞(徳山)で特別戦を連続優勝。SG・クラシックでも準Vと好調が続く。

 さらに56周年を制している菊地も、持ち前のS攻勢でタイトル奪還に意欲十分。直前の大村G1で優出2着の毒島、当地前走でVの峰、茅原も連続Vに向け快走は必至だ。伏兵陣では前本が12年3月から当地で5節連続優出中(V2)と相性抜群だけに楽しみな存在だ。

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