【大阪杯】キタサンブラック鋭い伸び脚 状態文句なし一番時計

 「大阪杯・G1」(4月2日、阪神)

 昨年の年度代表馬キタサンブラックは23日、黒岩(レースは武豊)を背に栗東CWで3頭併せ。序盤はその最後尾を進むと、直線で外アキトクレッセント(5歳1600万下)、内パリンジェネシス(3歳未勝利)の間を割ってシャープな伸び脚を披露した。

 動き、仕上がりともに申し分なし。はじき出した6F78秒6-37秒7-12秒2は、この日の一番時計だ。感触を確かめた鞍上は「ゴール板を分かっているようで、抜け出すとフワッとする面はありましたが、しまいまで楽に動いていました」と内容に合格点。清水久師も「1週前なので、あれぐらいはやっておかないと。いい動き。仕上がりもいいです」と納得の表情だ。調整は至って順調。“初代王者”の座は譲れない。

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