アドマイヤデウス再出発 主戦岩田を背にさぁ出陣

 高松宮記念(26日、中京)にレッツゴードンキを送り出す梅田厩舎だが、中山の日経賞(25日)ではアドマイヤデウスが転厩初戦を迎える。2年前の覇者で重賞2勝の実績馬。師は「前走との比較は難しいけど、さすがにいい動きをする。すごくパワフル」と、その能力の高さに舌を巻く。

 現段階でやれることはやった。2週連続で馬の特徴を知る主戦・岩田を背に追い切り。1週前はエッグハミで引っ掛かったため、今週は通常よりも矯正力のあるトライアビットを採用。「折り合えていたね。レースでも使うつもり」と対策を講じて臨む。

 当初は豪州遠征プランもあったが、「海外遠征はリスクもある。(アドマイヤ)ラクティは向こうで亡くなったしね」と厳しい表情になった。14年メルボルンC(22着)後に急死した厩舎の先輩の存在があるからこそ、復帰戦は馬の状態を見極めながら慎重に選んできた。

 「今後、海外に行けるように成績を出さないとね」と気を引き締める。再出発となる一戦。果たしてどんな競馬を見せてくれるのだろうか。(デイリースポーツ・大西修平)

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