【弥生賞展望】混戦ムードも成長著しいカデナが主役

 混戦ムードが漂うが、主役は京都2歳Sを制したカデナだ。デビューから4戦2勝の成績だが、全レースでメンバー最速の上がり3F時計を記録と、素質の高さを示している。本番の皐月賞と同じ舞台で重賞連勝を狙う。1週前は栗東坂路で追われ、力強い動きを披露。白倉助手は「脚が伸びて、胴回りもひと回り大きくなった。男らしく筋肉がついてきたよ」と成長ぶりに目を見張る。

 京成杯を制したコマノインパルスも調子を上げている。葉牡丹賞では、次戦のホープフルSを制したレイデオロに敗れたものの、デビューから3戦2勝、2着1回と好成績を収めている。「前走は力でねじ伏せる強い競馬だった。充実しているね」と菊川師は期待の口ぶりだ。

 15年1歳セレクトセールで1億1340万円(税込み)の高値で取引された2戦2勝馬ダイワキャグニーも有力だ。キングカメハメハ産駒の良血馬。重賞での実績はないものの、侮れない存在になる。

 シーザリオの子で、エピファネイア、リオンディーズの弟グローブシアターはホープフルS3着馬。素質は上位だ。サウジアラビアRC2着、きさらぎ賞3着と重賞で善戦しているダンビュライト、京都2歳S3着のベストアプローチにも注目したい。

 なお、重賞2勝馬ブレスジャーニーは現時点では出否が未定。出走してくれば当然、無視のできない存在となる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス