「中国地区選手権競走・Ｇ１」（１４日・徳山）

　１２Ｒで優勝戦が行われ、１号艇の茅原悠紀（２９）＝岡山・９９期・Ａ１＝が人気に応えて逃げ切り快勝。通算４回目のＧ１制覇で初の中国地区No.１となった。２着は柳生泰二、３着には地区選全場制覇を狙った白井英治が入った。

　インから堂々と押し切った。１Ｍを先マイすると、３コースからまくり差しを狙った柳生を寄せ付けず、ＢＳで一気に独走態勢。念願の中国地区選のタイトルを初めて獲得した。「やったっすね」と会心の笑顔を見せながら、「まくり差されるかと思ったが、出足に自信があったし、良かったです」と満足そうに振り返った。

　優勝戦は地元の山口支部から４人が出走。「アウェー感がかなりあった」とプレッシャーを受けながらも、あっさりとはね返した。徳山では１２年９月の新鋭王座以来、２回目のＧ１制覇。「２個も獲れて、めっちゃうれしいです」と声を弾ませていた。