クリプトグラムが日経新春杯回避 追い切り後に転倒して自重

 日経新春杯に出走を予定していたクリプトグラム(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎)が同レースを回避することが11日、決まった。

 同日に栗東CWで最終追い切りを行ったが、ゴール板通過後、1角手前で馬場に脚を取られて転倒。騎乗していた鮫島良太騎手が落馬するアクシデントがあった。人馬ともに大きなけがはなかったが、大事を取って自重。今後は日経賞(3月25日・中山)を目標に切り替えて調整される。

 藤原英師は「手前を変えた時にウッドチップにハマったような感じに。歩様はいいんだけどね。人間と同じで打ち身はある。もう競馬に使えるくらいに調整はしてきているし、すぐに動かしていけると思う。様子を見ながら、やっていきたい」と説明した。

 同馬は3連勝で重賞初Vを決めた昨年5月の目黒記念後に骨折が判明、今回が復帰戦の予定だった。

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