【阪神JF】リスグラシュー上がり最速も…出遅れ響き2着
「阪神JF・G1」(11日、阪神)
スタートが全てだった。2番人気リスグラシューが2着。「(ゲート内で)待たされている間にガタガタしてきて…。その時にスタートを切られた」と戸崎圭が唇をかんだ。
大外からメンバー最速となる上がり3F34秒5の末脚を繰り出したが、最内から悠々と抜け出した勝ち馬には届かなかった。矢作師は「ウチの馬が一番強い競馬をしてくれた」と愛馬の頑張りをねぎらった。
この後はひとまず放牧へ。「1回使って桜花賞へ。復帰戦は基本的にはチューリップ賞(3月4日・阪神)かな」と言うと、「来春が楽しみになってきたよ」と語気を強めた。勝負付けは済んでいないとばかり、早くも2歳女王との再戦に闘志をあらわにした。