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角居師、馬と人が共存できる社会を

 馬の魅力をたくさんの人に伝えたい‐。馬と人が共存できる社会を目指し、普及するためのイベント「第7回サンクスホースデイズin亀岡」が21日、京都府亀岡市で開催される。主催する「一般財団法人ホースコミュニティ」で代表理事を務める角居勝彦調教師(50)=栗東=が、その活動やホースセラピーについて思いを語った。

 ホースセラピーを普及させるために始まったイベント「サンクスホースデイズ」は今回で7回目を迎える。昨年10月に名古屋競馬場で行われた同イベントは約5000人が集まる大盛況だった。実行副委員長を務める角居師は「障がいを持つ人や、その家族の喜んでいる顔を見ると、改めて大事だなと感じる。小さいイベントでいいから全国でたくさんやりたい」と説明する。

 昨年12月、角居師が代表理事を務め“一般財団法人ホースコミュニティ”が立ち上げられた。その柱になるのがホースセラピー。乗馬や、馬に触れることで精神機能や運動機能を向上させるリハビリテーションの方法だ。

 第1回「サンクスホースデイズ」が開催されたのは11年10月。年月を重ねて変化したことがある。障がい者に特化するのではなく、今は高齢者や精神的にストレスを抱える人など、馬を求める人全てを対象としている。「健康や病気を度外視して、馬を介して癒やされたり、馬が病気の治療に携われたら」。馬と人が共存できる社会を目指している。

 資金面や人材不足などから、セラピー馬やその扱い手を育成することは容易ではない。それでも師は積極的に、各都道府県に向けたホースセラピーの普及や発給を働きかけている。「僕ら競馬に携わる人間が行政に飛び込まないと。やらなきゃという思いしかない。恩返しのひとつです。美浦と栗東には定年退職された人材の宝が残っている。早く、馬に助けられて喜ぶ人と、助けられる馬が増えればいいですね」。“馬のまち栗東”から全国へ‐。活動の輪は少しずつ広がっている。

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