【函館SS】オオタカ松岡が気合の参上

 「函館スプリントS・G3」(16日、函館)

 悲願のタイトルへ、函館芝6F戦のレコードホルダーが躍動した。テイエムオオタカの最終追いは12日、美浦から松岡が駆けつける念の入れよう。函館ダートでゴールドスマイル(5歳1000万下)を5馬身追走し、直線でビッシリ追われる意欲的な内容。5F68秒1‐39秒3‐12秒3で1馬身半先着を決めた。

 鞍上は「ラストは“シュッ”と切れた感じだったね。いつもは息の入りがあまり良くない馬だけど、今回は大丈夫。出来はいいよ」とさわやかな笑みを浮かべた。石栗師も「今年で北海道の滞在は3年目になるから、馬は環境に慣れている。以前より精神的にも大人になったかな」と落ち着き払った愛馬の姿に目を細めた。

 重賞は2着2回、3着4回。函館スプリントSでは11年に首差の2着と惜敗。タイトルへの思いは強い。「ドリームバレンチノは強いけど、59キロなら付け入るスキはある」。10日に次女が誕生したばかりの松岡は、パパの顔を一時封印。勝負師らしい鋭い眼光で“1強ムード”に待ったをかけた。

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