「熱い絆にグッとくる」来園9カ月でやっと心を開いてきたコアラ…人見知り解消には飼育員の深い愛情が

淡路島で暮らす人見知りのコアラがSNS上で話題になっている。

兵庫県南あわじ市「淡路ファームパーク イングランドの丘」公式Xが「最近少しずつ心を開いてくれている(気がする)ノゾムさん」という文章とともに投稿したのは、地面に降りて走るコアラのノゾムさんの写真。

本来であれば天敵に襲われる危険性のある地面に降りることを嫌うコアラが、安心して木を降りられるようになった理由は?コアラ飼育担当の後藤敦さんに話を聞いた。

--ノゾムさんについて。

後藤:3歳のオスです。国内でコアラを飼育している動物園間での共同繁殖の一環で、今年3月に鹿児島市平川動物園から来園しました。おとなしい性格で来園当初は人見知りをしていたんです。

コアラは神経質な動物なので、鹿児島からの長距離の移動は心配でした。淡路島で育てているユーカリを気に入ってくれるかも不安でした。

--心を開いてくれるために行ったことは何でしたか?

後藤:なにもしないこと。心を開いてもらおうと何かをすると、かえって離れていくんです。何もせず、淡々と餌を交換し掃除を繰り返し続けることで、こちらが無害な存在であることを理解してもらえ、徐々に警戒心が解けていったように思います。

--心を開いてくれてきているかも…?と実感したのは? 

後藤:寝ていてるところに近づいていっても起きなくなりました。知らない人の足音には敏感で接近すると敏感に耳が動いたり起きたりするんです。

--ノゾムさんと飼育員さんの関係は、今後どう発展していくのが理想ですか?

後藤:私はコアラにとって環境の一部でありたいと思っています。コアラにいい意味でも意識されるようではまだまだだと思っているので、最終的にはノゾムに無視されるような存在になるのが目標です。

◇    ◇

SNSでは「ノゾムさんは九州男児だからデレるのに抵抗があるのかも」「むちゃくちゃにかわいい」「飼育員さんとの熱い絆にグッとくる」「どれだけ愛情をかけて育てているのかわかる」などの反響が集まった。これから更に絆が深まり、ノゾムさんがどう変化していくのか楽しみだ。

(よろず~ニュース特約・米田ゆきほ)

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