「もったいないから着ない」はダメ!推しTシャツが教えてくれた贅沢とワクワク【漫画】

誰にでも、「お気に入りすぎて勿体なくて着られない服」があるだろう。しかし、だからこそ思い切って袖を通してみると、意外な発見があるものだ。そんな実体験を描いた漫画『推しのTシャツに人生を重ねる』(作・たりるさん)がSNSで話題だ。

たりるさんの次男は、推しのライブで購入したTシャツを普段から着ている。それを見たたりるさんが次男に「ライブTシャツ着るのはライブのときだけじゃないの?」と尋ねる。すると次男は「Tシャツって着るものでしょ」と答え、その言葉にたりるさんはハッとさせられた。

そこでたりるさんは、試しに推しのTシャツを普段着として着て出かけてみた。するとライブの余韻がよみがえり、まるで当時の熱気をもう一度味わっているような気分になれたのだ。また、見知らぬ人から「推しが同じですね~」と声をかけられるかもというワクワクも味わえた。

推しのTシャツを着る意義を見出したたりるさんは、「今まで勿体なくて着てなかったけど、着ない方が勿体なかったな」と心の中でつぶやくのだった。そんな同作について、作者のたりるさんに話を聞いた。

ー同作を描くきっかけを教えてください。

次男が推しのライブTシャツを旅行に着ていくぐらい普段使いしていました。私は推しのTシャツを汚したくない一心でしまい込んでいたので、その考えが新鮮でした。それで、人生も失敗しちゃう・汚れちゃうと出し惜しみしていると、あっという間に人生おわっちゃうよな~なんて考えました。

その後Tシャツ一枚でそこまで考える?と我に返り、それが自分なりに面白かったので漫画にしようと思いました。

ーライブTシャツは今も普段着にされているのでしょうか。

着やすいデザインのものは旅先でも、ドライブする時も、普段の買い物などでも着るようにしました。

もしかして、推しが同じ人に声をかけられちゃうかな、お友達になれちゃうかも、なんて妄想しながら着ています。

ー作品を描く際に気にかけていることなどはありますか。

寝る前に読んですっと眠りにつけるような、見てくださった方がほっと出来る作品になるように心がけています。

ー最後に読者にメッセージをお願いします!

見てくださってありがとうございます。「こういう事あるよねー」と共感してくださったり、「そんな考え方もあるんだね」と思って頂いても嬉しいです。マイペースで更新をしていますのでよかったら遊びに来てください。

(よろず~ニュース特約・カキMONO.1)

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