辻元清美氏、参院で蓮舫氏との“タッグ”復活訴え 自虐ネタも「大阪の候補者と間違えられる」  

 参院選(7月10日投開票)に全国比例で立候補した立憲民主党の辻元清美氏(62)と東京選挙区(改選6)から出馬した同党の蓮舫氏(54)が25日、都内で合同街頭演説した。

 蓮舫氏は「東京選挙区は蓮舫。全国比例は辻元清美。蓮舫と辻元清美。これだけで怖いじゃないですか?力をいただければ私たちもこれまで以上に、皆さんの声をしっかり代弁できる。仕事を堂々とさせていただく」と声を張り上げ、4期目を目指す自身と参院選での巻き返しを狙う辻元氏への投票を求めた。

 辻元氏は「この2人が国会にいなくなって、おかしいことをおかしいと言い、誰が税金の使い道を細かくチェックしていくのか。蓮舫と辻元、やっぱり国会に必要だ、いたほうがいいと思う方は拍手をしてみてください。政権がおかしな方向に行こうとした時、蓮舫・辻元は体を張って参議院で歯止めになりたい」と、国政での蓮舫氏とのタッグ復活を訴えた。

 2021年秋の衆院選で敗れ、議員バッジを失った辻元氏。参院選全国比例に“くら替え”したが「私、全国比例区なのに、大阪弁しかしゃべられへんから、大阪の候補者と間違えられるんです。辻元、苦戦なんです。どこへ行っても大阪の候補者と言われる」と自虐ネタも飛び出した。

 辻元氏は「バッシングも強いが、2人で頑張り、ここまで励まし合ってきた。一番の仲間」と蓮舫氏との堅い絆を強調した。「何が何でも戻って見せる。岸田総理、待っとけよ!」と、国会で岸田文雄首相を“ソーリ”と呼ぶ日を期した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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