海外開発チーム史上初 「日本ゲーム大賞」大賞に「Ghost of Tsushima」とモンハンライズ

 2021年度を代表する作品を選出する「日本ゲーム大賞2021年間作品部門」が3日に発表され、「Ghost of Tsushima」(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)と「モンスターハンターライズ」(カプコン)の2作品が大賞を受賞した。

 「Ghost of Tsushima」は海外の開発チームとして初めて大賞に輝いた。中世の日本らしい四季折々の風景、そして時間の流れまでが再現されたオープンワールドの世界、その美しいグラフィックと壮大なストーリーと多彩なアクション、そしてゲーム音楽にいたるまで圧倒的なクオリティで描かれた。

「日本人より日本を理解した荘厳なグラフィックと世界観。一度はプレイしてみるべき傑作」「米国で生まれたとは思えないほど和風。四季を感じる美麗なグラフィック。私は一生忘れない神ゲーだと思う」「黒澤モードが美しく感動、最後は大泣きをしてしまいました。人生ベストゲームです」「ここまで日本を美しく表現したゲームがアメリカで製作されたということに驚きと感動を覚えました」「時代劇ゲームとして最高峰の出来。これほどまでに時代劇愛が反映されたゲームが海外メーカーから出たことに軽く嫉妬を覚えた」などの称賛の声が寄せられた。

 「モンスターハンターライズ」はファン待望の大人気シリーズ最新作。発売を待ち望んだシリーズファンの期待に、新たな狩りの楽しさでファンの期待に応えた。

 一般投票では「最高に楽しい」「今作が今まで一番」との声が多く寄せられ、モンスターハンターシリーズとしては7回目の年間作品部門の大賞を受賞。「モンハン史上今までにない動きでモンスターを狩って行くのが最高に楽しい」「日本が舞台となっていて、過去作の雰囲気とは大きく違う状況の世界線に心が踊った」「ハードがSwitchなこともあって、ライトなプレイヤーでも、今作から初めてモンハンをやってみた人も多かったと思う。モンハン歴は10年以上ありますが、正直、今作が今までで一番面白かったです」「今までのよりも色鮮やかで動きもスムーズで綺麗だし、声優の方も豪華。昔とは考えられないくらいクオリティが上がったし、気に入った」などの声が寄せられた。

 大賞および各賞は優秀賞から選出される。優秀賞の10作品は次の通り。

 「ウマ娘 プリティーダービー」(Cygames= iOS / AndroidTMOS / PC)、「原神」(miHoYo= iOS / Android OS / PC / PS5 / PS4)、「Ghost of Tsushima」(ソニー・インタラクティブエンタテインメント=PS4)、「天穂のサクナヒメ」(株式会社マーベラス=Nintendo Switch/PS4 / Steam)、「バイオハザード RE:3」(カプコン=PS4 / Xbox One / PC)、「バディミッション BOND」(任天堂=Nintendo Switch)、「ファイナルファンタジーVII リメイク」(スクウェア・エニックス=PS4)、「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」(コナミデジタルエンタテインメント=Nintendo Switch)、「モンスターハンターライズ」(カプコン=Nintendo Switch)、「The Last of Us Part II」(ソニー・インタラクティブエンタテインメント=PS4)

 大賞以外の各賞では「ベストセールス賞」に「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」が、「グローバル賞(日本作品部門)」に「あつまれ どうぶつの森」が、「グローバル賞(海外作品部門)」に「コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー」がそれぞれ選出された。

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が主催する同賞は25回目の開催。2020年4月から2021年3月末まで日本国内で発売された作品が対象となり、今年4月19日から7月23日までの一般投票と日本ゲーム大賞選考委員会の審査により各賞を決定した。

(よろず~ニュース編集部)

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