.ENDRECHERI. 名前とアートへの思いを語る ENDに「終わらせる」REに「始める」の意味 楽曲を「ストリートアートの進化と革命 展」に提供
シンガーソングライターの.ENDRECHERI./堂本剛(.ENDRECHERI.の読みはエンドリケリー)が21日、自身が楽曲を提供した「Stream of Banksy Effect ストリートアートの進化と革命展 -Street Art (R)Evolution-」の記者会見にスペシャルゲストとして出席した。
提供した「.ENDRECHERI. Brother」はファンクのビートが印象的な楽曲。司会者は「ノリノリ」と表現する中、.ENDRECHERI.は「.ENDRECHERI.っていう名前の最初のENDとREというところに、終わらせるっていう意味と始めるという意味があって」と解説。「その2つはどちらもポジティブな意味を持っているんですけど、時代にははやりの価値観とか生き方が存在していて。それにのっていないと孤立してしまう、そんな気になってしまうのが人間だと思うんですけど」(中略)「はやりとか、毎日によって翻弄されて作り上げられてしまった自分じゃない自分を終わらせて、自分を始めるという。その喜びをともに共感しながら生きていこう。そういうメッセージが.ENDRECHERI.のENDREにこめてあるんですよ」と続けた。
その上で、「その思いに共感してくれる兄弟に向けて捧げたいと思った楽曲」が今回の「.ENDRECHERI. Brother」であると解説した。展示物を見た印象についても「これが平和の一つの形なんだなと僕は思いました。どちらかに偏るのではなく、.ENDRECHERI.のENDとREと同じように終わらせることも始めることも一つに考えていく。そういう平和的なマインドが必要と感じた時には、一人一人の生き方を尊重することだったり、考えを尊重することは本当に大切だと思う」として、それぞれの作品を一気に感じることができるのは「平和を体感できるのと同じだなと僕は思いました」と表現した。