田口浩正&芋洗坂係長「テンション」が復活お笑いライブ 約30年前と「変わらない」【ゲネプロ一部&会見ロングバージョン】
個性派俳優として活躍する田口浩正と、芸人・俳優の両面で活動する芋洗坂係長が89年から93にかけて活動していたお笑いユニット「テンション」の復活ライブ「ワルアガキ」のゲネプロと取材会が17日、会場の赤坂RED/THEATERで行われた。
「ロリポップ」を口ずさむブリッジと軽快な歌ネタ・音ネタで人気を博し、シニカルなコントも持ち味だったテンションは、バカルディ(現さまぁ~ず)の同期で、爆笑問題、SET隊(岸谷五朗、寺脇康文、山田幸伸のユニット)らと同時代にブレーク。テレビ番組にも多数出演していた。
しかし、93年9月のライブを最後に2人での活動は休止。以後、解散をするわけでも仲違いをしたわけでもなかったが、なかなか公に2人での活動を見ることはなかった。
今回、約30年ぶりに舞台でネタを披露した田口は「昔の感じで稽古とかもできて、その時間の経過っていうのが2人の中でテンションとしてはなかったような気がします」と振り返った。芋洗坂は「昔にすぐ、すっと戻った感じで稽古が始まったみたいな」と、スムーズに稽古に入れたと語った。
「今まで解散したお笑いの人たちが徐々におれらもやろうかという感じになってくれるとうれしいですね」と、復活ライブの流れに期待した田口。SET隊、ビシバシステム、Z-BEAM、ホンジャマカといったグループの名前を挙げながら、「今いいおっさんたちのコンビとかっていうのは僕ら自身も見たいかな」と語った。