「井上選手の強いパンチも受けられる」金芸俊が緊急来日 1・24尚弥戦“トラブルメーカー”リングネームの真の意味も解説
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(24日、有明アリーナ)
世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)に挑む、金芸俊(キム・イェジュン、韓国)が来日した。
「いつも対戦できるよう準備をしてきた」と、減量を含めて準備不足はないと語った挑戦者は、試合前にオーストラリアでトレーニングを積むスタイルをとっている。当地で、前WBOバンタム級王者のジェイソン・モロニーとも練習をしている。
そうしたトレーニングを通じて「井上尚弥選手とも私が十分に対戦できるかなと思いました」と自信を深めたという。また、「私は精神力が強い」「私は受けがいいので、井上選手の強いパンチも受けられると思います」と、モンスターの強打にも耐えられると豪語した。
大橋会長がジョークまじりに懸念した「トラブルメーカー」というリングネームについては、問題児という意味ではなく「リング上で相手にトラブルをもたらす」という意味だとも説明した。尚弥にとって、思わぬトラブルをもたらす存在になるのか、油断はできない。