井上尚弥も驚き グッドマンまた負傷で「えー」全治半年と報告【大橋会長が緊急会見】韓国のキム・イェジョンに相手変更
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が1月24日に有明アリーナで対戦するはずだったサム・グッドマン(オーストラリア)が、再びまぶたの上を負傷したため、対戦相手がキム・イェジョン(韓国)に変更になったことが11日、発表された。
連絡を受けた大橋ジムの大橋秀行会長によると、傷は12月のものより深く、全治半年かかる見通しだという。そのため、再延期の話は出ず、事前に手配していたリザーブ選手のイェジョンがグッドマンに代わって尚弥の4団体統一王座に挑むことになった。
すぐに尚弥本人に伝えると、さすがに続けざまの負傷に「えーっ」と驚きの声が返ってきたという。キム・イェジョンは25戦21勝13KOで、対日本人には7戦7勝。リングネームが「トラブルメーカー」であることを聞いた大橋会長は「ちょっと嫌な予感が」と、2度続けてトラブルに見舞われたことを踏まえて反応していた。
一方で、グッドマンに対しても指名試合に足るランクを保持し続けるなどした場合は、再び対戦相手の候補になりうるとの見解を大橋会長は示した。
【キム・イェジョン】(2025年1月11日時点)
・戦績25戦21勝2敗2分、13KO
・WBO世界スーパーバンタム級11位
・リングネームはトラブルメーカー
・対日本人選手7戦7勝
・オーストラリア・ブリスベンのユナイテッドファイトチーム所属
・ジェイソン・モロニーとスパーリングを重ねている