新体操フェアリージャパン 来年こそ五輪枠 芸術性やリボン磨く 世界選手権から帰国
世界選手権(ブルガリア)に出場していた新体操日本代表フェアリージャパンが21日、代表チームをサポートするポーラの本社で行われた帰国報告会見に出席した。
今大会ではパリ五輪の出場枠を逃したため、日本代表は来年の世界選手権での出場枠獲得を狙うことになるが、今大会での健闘をたたえる目的で、メークなどを指導する美容コーチから花束などが選手に贈呈された。
ロシア・ベラルーシが出場していない中で、世界との差も感じた大会になったが、キャプテンの鈴木歩佳は本番でミスをしない安定感や、リボンの演技力向上など課題を挙げた上で、新たに採点に織り込まれた芸術性の向上も含めて、チーム全員でミュージカルや映画を観劇して、感情の機微に磨きをかけていく考えがあることを語った。